ただ在る、ことに気付く。

妊婦期間はあれよあれよという間にどんどん時間が進みまして、つい先日戌の日だったのですがもう9か月を迎えました(^-^;


さて、時期が近付くにつれ、明らかに変わったと思うことがあります。

それは、「自分、自分」の自己啓発的なものや、自己実現、とにかく「自分」を追い求める思考や活動にほとんど興味がなくなったことです。


実のところ、現実的に今に至るまでの以前の私は、自分の時間が拘束されたり活動が制限されることに恐怖感や強い抵抗があり、なので結婚も子どもも、具体的に考えたことがありませんでした。

しかしながら、いまこうして過ごすこの時間が、私にとってはとても具体的で生きやすいということが解ってきました。これまでの思考が、なんとまあ不自然に「自分」のためだけのものだったのか、と思えてきたわけです。


大学を卒業して仕事に就いてから8年間くらいは、平日は日付が変わって帰りまたPCを開くかそのまま眠り込んで朝慌てて飛び出す日々で、日曜もたまった洗濯をしながらグッタリしているだけの生活を続けてきました。

確かに、1日の3分の2くらいを何の意味もない承認待ち時間に充てなくてはならなかったり、ひたすら無駄な時間を強制される毎日が何週間も何カ月も続いたときには、さすがに「人の人生ナメてる」と思いましたが、ただそれすらも大きく含めて、すべての時間や思考はただ、「自分」が何者かになりたいという欲求のためだけのものだったと今は思えます。

どれだけ、熱心に真剣に仕事のことだけに打ち込んできたとしても、です。


誰かのために、という思考が芽生えたというわけではありません。

主体は自分でしかないわけなので、それが変わることはありません。

家族やら仕事仲間やらご近所やらの多くの他者の中に、特別な「意味」なく「ただ在る」だけという自然な状態を、スッと納得できるようになりつつある、そこに楽しみを覚えている、という言い方が良いのかなと思います。


もともと「生きている」ということだけが事実です。良いと思ったことを良いとして身にまとう。意味や意義は、欲しければただ似合いそうなものを後付けするだけの添加物と捉えています。

この肌感覚で、これから何を発揮できるか、そこは自分に期待したいと思います(^^)/




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